2011/01/15

CLIM ベースの IRC クライアント beirc

今年は CLIM-desktop を流行っているようなので、 @g000001 さんから #Lisp_Scheme できいた、 CLIM ベースのクライアント beirc を使ってみました。

インストールは Quicklisp で。

(ql:quickload "beirc")

起動はレプルから。

(beirc:beirc)

使い方(コマンド)は CLiki のページが詳しいようですが、次の2つのコマンドがあれば何とかなるでしょう。

  • /Connect server nick
  • /Join channel

~/.beirc.lisp に設定情報を書いおけば起動時に自動的にサーバに接続してくれたりします。また日本語まわりの設定もそのファイルに書いておけばいいかと思います。

~/.beirc.lisp

(in-package :beirc)

;; フォント
(require :mcclim-freetype)

;; uim での日本語入力 https://github.com/quek/mcclim-uim
(require :mcclim-uim)

;;; variables.lisp を参照。

;; 自動的に接続するサーバ
(setq *auto-connect-list* '("irc.freenode.net"))
;; 自動的に join するチャンネル
(setq *auto-join-alist* '(("irc.freenode.net" . ("#lisp" "#Lisp_Scheme"))))

;; ニックネーム
(setq *default-nick* "quek")
(setq *default-realname* "Yoshinori Tahara")

(setq *hyperspec-base-url* "file://localhost/usr/share/doc/hyperspec/")
(setq *default-web-browser* "/usr/bin/opera")

ただ、SBCL だとちょっと問題があるので ~/.sbclcr にその対策もかねて、 beirc 起動用の関数を書いておきます。

(defun beirc ()
"beirc を起動す2。"
(require :beirc)
(eval (read-from-string "
(progn (setf beirc:*beirc-user-init-file* \"~/.beirc.lisp\")
(beirc:beirc))
"
)))

mcclim-uim の微妙さをがまんしてもらえれば、普通に使えます。

ところで CLIM-desktop を見ると Backtrace Dialog, Restarts Dialog とか McCLIM の機能としてあるんですね。

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